茶場白のスタッフの、みやがわです。
実は、家で日本茶を淹れ始めた頃は、かなり慎重でした。
お湯の温度を温度計で測り、水の量は秤にかけ、茶葉まできっちり量っていました。
もちろん、抽出時間も時計を見ながら。
「日本茶は繊細だ」
お湯の温度が少し違うだけで、味が変わる。茶葉の量が多ければ濃くなり、淹れる時間が長ければ渋みが出る。
だから、「正しく淹れよう」としすぎてた部分がありました。
ただ、日常的に楽しむことを考えると、ある程度の「雑さ」も大切なのではないかと思うように。
毎回、温度を測って、茶葉を量って、時間を計って……。もちろん、それでおいしいお茶は淹れられる。
でも、それが負担になってしまえば、そもそもお茶を淹れる機会が減ってしまう。

最近は、以前ほどきっちり測らなくなりました。
「あ、ちょっと長く淹れすぎた。渋くなっちゃったな。」
そんなときも、失敗とは限らない。
渋みがしっかり出た味を、そのまま楽しむこともできる。
それでも少し渋すぎたり濃かったりすれば、氷を足してみる。反対に、「ちょっと薄いな」と思ったら、もう数分置いてみる。
日本茶を始めたばかりの頃は、淹れ方に決まりがあって、ハードルの高い飲み物に感じていました。
けれど、意外となんとかなる。
濃ければ薄めればいい。薄ければもう少し待てばいい。渋ければ氷を足してみる。
思ったより単純かも。
「正しく淹れなければ」と構えすぎず、まずは気軽に一杯。